目まぐるしい夜景

これを(善意で)読んでくれる人には極めてどーでもいいことだが、実に半年ぶりの更新なのである。

 

その間、もうしっちゃかめっちゃか沢山のことがあり、例えばいきなり『俺はヒーローとして目覚めたァ!』とかいって、

 

無理矢理色んな人の悩みを聞き出しては『バカやろう!お前はやれば出来るぅ!』みたいな、極めて鬱陶しい、独りよがりな体育教師みたいなことを言って彼らを慰めた気になったりしたものだ。

 

正直ちょっとすまなかったとも思ってたりする。ごめんね。

 

さて、改めて、(聞きたくもない)私の最近をまとめようと思う。

 

①ネットの友達増える。現実の友達減る

 

例えば下記のようなネットの友人ができた

 

・俺がごちうさの原作をちょっとけなすと烈火の如く怒って『お前はもうチノちゃんの2次創作を書くな』と本気で言ってくるヤバイ男

 

・高学歴なのに毎日酒を飲んでいて、酒の席で『俺たち負け組は、一生負け組なんだよ。お前もこっち側やで?』などと私を引き摺り込んでくる奴

 

・高学歴だが要所で人間性が破綻しており、僕が彼の仕事の悩み相談に夜3時まで付き合った(次の日僕は体調を崩した)にも関わらず、彼は『日常会話の中で説教を始めるのはよくない』『本当に仕事で悩んでるなら上司に相談するわ』などと僕を平然と批判してきた。そんな恐怖の男

 

・自動車でしか射精できないのに俺のことメチャクチャにバカにしてくる奴。オッサンのような声をしている。俺の家に執拗に襲撃を仕掛けようと住所を聞き出そうとしてくる。おそろしい。

 

・ロボットを破壊するのでしか射精できないのに俺のことメチャクチャにイジってくる奴。妙に上手い絵で壊れたロボットの絵を淡々と投稿し、妙に軽快な文章でロボットが次々と壊れてゆく小説を投稿してくる。こわい。

 

上記のように、私の周りにはロクなメンツが集まらなかった。これが定めでしょうか、諦めようか。季節は巡る魔法のように…

 

そして代わりに、下記のような友達が減った

 

・幼稚園から付き合いのある中で、たった1人の友人

 

オイオイそれはまずいだろう、という話であるが、彼とはこともあろうか、アイドルマスターのキャラクター観の違いという、ゴミゴミのクソクソみたいな理由で喧嘩してそれっきりなのである。

 

いや、確かに私が神崎蘭子の正体が実は完全な球体だ、とか、前川ミクと哲学者ハンナアーレントの共通点とかを語ったのがいけなかったのは想像に難くないのだが。

 

まあ、あれです、みなさん、友達には優しくしようね。

 

 

 

②仕事でほんのちょびっと評価された

 

『なすーん君の熱シミュレーションの仕事、これがすげえんだ。J1(主任)級。認定出しとくね』

 

上司は確かにそう言った。

 

そいでもって、部署で誰も触ってない、機械学習の仕事も、やっていいと許可が下りたりした。

 

やった

 

やったー!

 

ただ、その後上司からやんわりと、『なすーん君は社会的な常識がゴミクソレベルで破綻してるから、通信教育などでビジネスマナーについて勉強しようね…』と言われました。かなしい

 

ともかくこれからの私は、

・製図

・熱伝導シミュレーション

・数字認識AI

 

をやっていくよ〜

おー!

 

 

③体調、いいんだか悪いんだか

何を隠そう、先週は会社の医務室で3時間寝かせてもらい、そのまま早退した(クソ迷惑)

 

だが、翌日から金曜にかけて、もう勤務以外の時間はメチャクチャに機械学習の勉強に勤しむことができたのだった。

 

で、今まーた体調が悪いわけだが。

 

要するに波がある。これをどうするかが今後の課題だろうか

 

という訳で、気が向いたら、上記のことについてもう少し詳しく書いていきます。読んでくれてありがとう。ではねではね

チノちゃんはうさぎですか!? その2

【チノちゃん怪文書集 題5955節】

妻をはじめて抱いてから、4年の月日が経った。

 

僕の妻である所の、チノちゃんの膣は、既に大穴に変形していた。

 

はじめての時は、まるで「すじ」のようだったそれは、今では真っ暗に黒ずみ、びらびらを生やす。

 

まるで、化け物の、腐臭漂う口内のようだった。

 

もうすぐ4人目が産まれる。彼女は愛おしく、狂おしく、自分のお腹を撫でる。

 

このまま、僕たちの子供は、何人、いや、何匹まで殖えるだろうか。

 

ギネスでは、一生の間に子を成した最高記録は24人らしい。彼女はきっと、それをゆうに超えるだろう。

 

その時の新聞の応対に、どう答えようか。

チノちゃんはうさぎですか!?その1

【チノちゃん怪文書集 第5954節】

 

チノちゃんが、僕に向かって、自らの小さすぎる、幼児のもののような女性器を拡げて見せる。

 

そこには、幼いながら、ぴっちりと分厚い膜が張っていて、チノちゃんが未(いま)だ純潔・不姦通であることを示していた。

 

従って、彼女は今この場で、僕が彼女の処女を奪い、睾丸に溜め込んだ泥をチノちゃんの中に、奥に、垂れ流し、塗りたくり、振り絞る、そんなことを望んでいるという事が見て取れた。

 

子供を犯すのは、この国では重罪に値する。そうでもしないと、一部の人間が、そうすることを切に望み、実行に移すからだ。ここは、ロリータ・コンプレックスの国だ。では、逆に、女児が大人を犯したとしたらどうだろう。狂人の戯言だ。そんな話、誰も信じないだろう。唯一、「合意の上での婚姻だった」という手段を取らなければ、たちどころに僕は身を滅ぼす。要するに、僕が無理に彼女と交わろうとするのも、彼女が僕と無理に交渉を持とうとするのも、等しく僕の罪であった。

 

そんなことを考えているうちに、彼女は膣をおっ拡(ぴろ)げた格好のまま、足腰をカクカクと揺らし、「はっ…はっ…」と荒い息をしながら、僕の足元に擦り寄ってきた。彼女の微振動する膝の動きが、僕の脛のやや上に当たって痛い。

 

彼女の吐息が僕の顔にかかる。それは余りに甘美で、花のエキスを抽出してできたミストのようだったが、

 

同時に、気に入ったオスを容赦なく凌辱する、右脳の剥き出しに牙が生えた性本能の化け物の呼吸のように、僕には感じられた。

 

 

 

 

また、彼女のその、女性器をおっぴろげて小刻みに腰を振りダンスする姿はまるで、「盛りがついてどうしてもセックスをしたい犬が、ぬいぐるみに向かって尻尾を打ちつける行為」のほうが、まだ遥かに上品なように思えるくらいだった。

 

その証拠に、彼女の股からは、箱入りのヨーグルトを丸ごと溢したかのような、大量の愛液がボトボトと床に滴っている。それは所々が濃すぎて「ダマ」になっており、確かな質量を以って落下していた。床に当たると、いい音がした。

 

そう、これは比喩でも何でもなく、彼女のヨーグルトはあまりに濃密で、それは「本気汁」などと冗談半分で謂われるのが笑えなくなるほど、まっ白に濁っていた。彼女の雪に雪(すす)がれるような美しい白髪と、その足元に垂れ流される白濁。見ているだけで、こちらの気が狂いそうになってしまう。

 

その蒸せ帰る強烈な臭いに、僕は思わず吐き気を催す。雌だ。雌だ、雌だ、雌だ!!!「人間」じゃない!!「雌」がそこに居る!!僕の貞操を、肉体を、食い散らかそうと、むしゃぶりつこうと、今まさに息巻いている!!

 

背筋の凍るような肉欲だった。チノちゃんの獣性に当てられ、僕も今起こっていることを本能だけで捉えようとしてしまう。本能は今、「チノちゃんを抱け!抱け!彼女の柔らかな肩を支えてやれ!」という命令と、「あの化け物から逃げろ!逃げろ!でなけりゃ一生肉奴隷だぞ!」という命令を、絶え間なく交差して送り続けている。僕はもう発狂しそうだった。

 

 

 

やがて、チノちゃんがいよいよ僕に抱きつき、僕も彼女の肩をひしと抱きとめた時、異臭に対する吐き気とチノちゃんという怪物への恐怖の中に、確信と決意が生まれる。

 

 

 

 


ああ、きっと今夜から、チノちゃんは僕の奥さんになるだろう。

 

 

 

 

 

僕はそれを受け入れよう。なに、何の問題もあるまい。僕は彼女のことが大好きで、彼女だってきっとそうだろう。

 

例え現実に彼女の正体が、あまりに醜い子宮と卵管だけの化け物だとしても、

 

理性の全く働かない狂った快感の世界の中だけで、僕を愛するのだとしても、

 

 

 

 

 

僕は彼女が好きだ。

 

 

 

 

 

さあ、段取りは決まった。彼女が僕のズボンを引きちぎる。

 

そのまま彼女は僕の上に跨り、やがて幼子の女陰(ほと)が子宮まで姦通され、拡張され、メリメリと股が裂けた。死を連想させるような大量の血がドバドバと流れ出る。

 

痛みからなのか、快感からなのか、彼女は「びいいいい!!!」という奇声をあげ、白目を剥きながら涙と涎と鼻水を垂れ流した。その表情は、昔少しだけ流行った、顔中の穴という穴から血を吹き出すゾンビの絵に似て、えも言えぬ美しさだった。

 

また、彼女の足腰は、麻薬を注射したウサギのようにぴょん!ぴょん!ぴょん!がくがくがく!と一秒間に幾度も跳ね上がった。その足腰の動きが彼女の膣に連動し、僕の男根は彼女の胎の中でミルの役割を果たした。つまり、僕の男根が彼女の、ただでさえ拡がり、裂けていた内臓を、むちむちと無残に切削し、拡張の限界のそのまた限界を目指す姿勢になったのだった。

 

そして暫く、僕のペニスによる、チノちゃんの膣内の切削が続いた。幼い「すじ」のようだった女性器は、みるみるうちに大穴へと変形してゆく。下品な音を立てて、工事は順調にチノちゃんの下腹部から下を「幼子(おさなご)」から「メス」へと改造していくのだった。

 

工事によって、穴を限界まで拡げることに成功した。次は「奥」の作業だ。チノちゃんの子宮は、強い性的快楽により、ほとんど降りきっていた。ペニスを少しでも深く突き立てると、降りてきた子宮

が「ぐっ」と、無理やり持ち上がるのが分かる。持ち上がる度、チノちゃんは「あんっ!あんっ!」と喘ぐ。最高だ。最高の、最悪のショーが、今僕の目の前にある。

 

 

やがて僕も、睾丸から込み上がってくる熱の、限界を感じはじめた。ああ、出してしまう。一瞬、彼女から無理やりでも抜こうかとも考えたが、彼女がそれを許すはずもないと考え直し、覚悟を決めた。

 

 

僕は、トドメとばかりに、チノちゃんの最奥を無理やりドン!ドン!と突き上げた。すると彼女は、快楽のあまり口から白い泡を吐き始めた。チノちゃんの髪の白、愛液の白、そして泡の白で、まるで僕らは白銀の世界の中に居るみたいだった。

 

さあ、フィニッシュだ。僕は乱暴に彼女の奥に攻撃を仕掛けるのをやめ、代わりに彼女の子宮口に、亀頭でやさしくキスをした。そのまま、ぐりぐりと両者をまぐわわせた後、ゆっくりとチノちゃんの下がってきた子宮を、ペニスで押して元の位置に戻すように体重をかけた。

 

 

子宮が胎内の定位置より少し上に到達した時、彼女の、もはやここには書き留めることも出来ないような歪な絶叫が、部屋中にこだました。それと共に、僕も大量に膣内射精した。

 


後にはただ、僕の精液とチノちゃんの失禁による黄色が、大量の血の赤と、愛液の白濁の上に、新たなパステル・カラーを擁しているだけとなった。

仕事日記 2020/01/06

まず、私は手始めに、自己紹介の際、「ご紹介に預かりました、なすーんと申します。皆さんよくご存知の通り、私は新人研修時代に『あいつ、同期の中で一番無能じゃねw』と陰口を叩かれていたことで有名ですが!」と切り出した。

 

瞬間、静寂が、シーン…と、辺りを照らす。

 

同じ部署に配属された同期の1人が、3秒ぐらい「こいつが何を言ってるか、まるで分からない」という、まるで狂人の王を見るかのような目で僕を見つめたあと、

 

ややあって、その表情は「あっ…コイツやらかしたな…」という憐憫のものに変わった。

 

無音の空間が暫く場を支配したのち、タチが悪いことに、自分がスベッたことに全く無反省の僕は、上司に向かってにっこりと、したり顔で切り出す。

 

「やべっ…僕今失敗しました…?いや失敗したと思うんですが…」

 

 

 

 

二撃必殺

 

 

 

僕の二刀流が、「僕を入社させてしまった」、という理由だけで轟沈の憂き目に逢いつつある、地元でも優良企業として少しは名の知れている会社を、哀れ、バラバラに斬り刻んだ。

 

 

 

 

 

 

僕の性格は、手術のおかげ、いや、手術のせいで、180°変わってしまった。

 

 

 

僕は明らかに明るくなった。

 

 

 

忘れもしない、あの、悔恨の新人研修において、「友達が…友達が、ひとりも…できない…」と嘆いていた僕は、ともすると既に死んでしまって、その墓から新しく生まれてきたのが、今の僕なのだろうか。そんなことを、今、考えている。

 

 

 

 

僕のうつ病は、きっと治らない。

 

 

 

もう、明日にも、僕は会社に行けないかも、わからない。

 

 

 

だが、今日という日は、今日という日だけは、

 

 

少なくとも消化され、こうして僕は、今を、生きている。

 

 

 

今日という日はとても楽しかった。

 

 

 

会社の業務内容や、営業理念を説明してくれる上司の話は、とても巧く、

 

 

僕は、気づけば、夢中になって、それを聞いていた。

 

 

 

 

更には、昼休みに、同期とも、少しだけ話をした。

 

 

 

彼らは、(形の上でかもしれないが)、僕に笑いかけ、僕に「おかえり」と、そう言ってくれた。

 

 

僕は舞い上がった。

 

 

或いは、嘘でもよかった。

 

 

6ヶ月前のあの日、僕に向けられた恥辱が、

 

 

雪(すす)がれ、冬の雪解け水に、流されてゆくようだった。

 

 

 

僕は思う。

 

 

 

明日はまたきっと、僕は楽しく、会社に出社できるだろうか。

 

僕は思う。それはきっと、楽しいことばかりではない。

 

 

 

だが、人が、当たり前のように、自らの人生を「仕事」という苛烈さに興じられるように、

 

 

 

障害者の僕も、またそれを、自らの掌の中に掴むことが出来るだろうか。

 

 

 

 

僕は思う。そして願う。

 

 

僕に、苛烈を乗り越えるだけの、運がありますように、と。

 

 

そして、僕が僕の掌で、僕が望む僕の姿を、掴む事ができますように、と。

通勤初日

あけましておめでとう

 

さて、僕は今、このブログを、通勤列車の中でしこしこと書いている。

 

片道1時間半、通勤定期代は6ヶ月でざっと16万。勿論会社持ちだが、

 

人事が指定してきた、JR線のみを使った場合の激混み嫌々イライラルートを突っぱねたため、そのうち2万は自分持ちである。

 

(例を挙げると、JR線内で実際に、僕の後ろに立っていた男が混雑のためか突然発狂し、ケツ相撲を仕掛けてきたことがあった。

 

自らのケツを使い、僕のケツにタックルをかましてきたのである。南無三。

 

まあ、その前に私がその男に向かい、めちゃくちゃ臭い屁をかましたのが悪いんだけども。わざとじゃないよ)

 

 

加えて、一応自分で自分のことを「ホワイト企業!」と称しているものの、ホワイトなのは基本的に研究職のみであり、

 

僕の所属するエンジ部という所は、IT土方もびっくりの激務に続く激務だと聞く。

 

一応、一部上場企業であり、株価はゆうに3000円を超える。にも関わらず、キャリコネや就活会議などの、

 

いわゆる企業レビューサイトには、揃いも揃って「給料が低い」と悪口が連なっていた。

 

さらに加えて、僕はガチの双極性障害であり、発達障害だ。

 

仕事上でのミスは必至、僕のせいで職場は大混乱する兆し。僕は働きたくない、会社側は働かせたくない、恐ろしいまでの利害の不一致。

 

 

 

ぼくは考える。

 

「多分、3日もったら、いい方だろうなあ」と。

 

 

 

まあそんな訳で、通勤中は暇なので、大昔に飽きて辞めていたブログを、復活することにした。

 

通勤は、誰もがそうするように、僕は1日に2回行き帰りとするから、必然的に1日に2記事、つまり1年で730記事を書く計算になる。

 

で、ここまでの質量と熱意を以って続ければ、既に半年後の365記事目くらいで、

 

ぼくのブログは日本全国に知れ渡ることとなり、人気はうなぎ登り

 

ついでに僕が趣味でやっている歌や創作も大ヒットし、HIKAKINやはじめしゃちょーなどの大物YouTuberと続々コラボを開始、

 

インターネット界に、ぼくの手によって黄金時代が訪れるのだ。その瞬間が、楽しみで堪らない。

 

 

 

まあ、この記事自体も、既に書いている時点で飽きがきており、

 

それよりも僕は今のところ、会社側から「なるべく失くさないように、出勤初日に持ってくるように」と言われた大事な書類を失くし、今それを持っていないことが、ひたすら気がかりではあるのだが。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

ここから先は、今までの、「誰かに見せることを前提とした」手ぬるい自己満足ではなく、本当の、地獄の自己満足の世界なので、読まなくていい

 

 

お正月休みも終盤、僕は友達と2人でドライブを楽しんでいた。

 

(当然のことながら、僕が誰かと遊ぶ時、その相手は自動的に男一択である。顔のキモくて話も面白くない、屁の臭いぼくに、人権は無い)

 

その友達はアイドルマスターが大好きで、よせばいいのにその楽曲を、大音量で流していた。

 

その流れてくる曲に、よせばいいのに、僕は噛みつく。

 

 

 

「この曲さ、なんでカーニバルをイメージしてるのに、『魂燃やして』って歌詞が入ってるの?これじゃスポ根漫画だよね。そうじゃなくて、『心踊って』とかにした方がよくない?」

 

 

「この曲、可愛い曲調に『謁見』て歌詞を重ねてるけど、これ不適格じゃない?謁見てさ、もっと重い行為よ?『謁見』の後に『えっへん』を入れたほうが、音としても面白くなるし、歌詞にも軽さと弾みが出ない?」

 

 

 

注意しておくが、上記「」内は、その時私が友人に言った、全文内容そのままである。

 

 

 

今更ながら思うが、よくも彼は、車の運転で両手が塞がっていたとはいえ、僕を殴らなかったものである。弥勒菩薩か何かかと勘違いしてしまう。

 

 

 

僕は最近、こんな風に、めちゃくちゃ口が回る。まるで頭が良くなったかのように、実際は決してそんな事ないんだが、口だけが回る回る。

 

 

新人研修中、同期から、「あの、なすーんて奴さ、同期の中で一番無能じゃねwワースト1でしょ」と陰口を叩かれていた事を、ふいに思い出す。

 

 

 

見てろよ、クソヤロー

 

 

俺がこの手で、この口から出まかせで

 

 

必ず勝利をもぎとってやる。

 

 

そんなわけで、先程言った、失くした書類のことは綺麗さっぱり忘れ、僕はこれから会社で「エース」としてチヤホヤされる僕の姿を想像し、今からウキウキしているのだった。

 

将来が楽しみだな

 

 

以上!丁度通勤終了10分前入稿!

 

 

緘黙の檻の中で(TMS治療のその後)

ある日の朝、僕の人格は、昨日までとはまるで違っていた

 

 

 

なんだかやたらよく喋るし、冗談なんかを効果的に飛ばす。相手の言葉には大袈裟な、しかし心のこもったリアクションで返す、やたら行動的になる。

 

とにかく、これまでの僕の、根暗で気弱な脆性材料みたいな気質は、風に飛ばされて何処かに行ってしまったみたいだ。

 

 

そして更に、双極性障害のために生じていた、あれほど辛い、苦しい、耐えられないと思っていた過眠と疲労感が、

 

まるで厄介な粗大ゴミと一緒に業者に回収され、二度と姿を見せないかのように、僕の体から取り去られ、消え失せていた。

 

 

 

 

 

TMS治療、というのを、皆さんはご存知だろうか。

 

簡単に説明すると、これは最近出てきたうつ病の治療法で、機械を使って脳に磁気を当てることで、病気で弱っている脳の働きを活性化しよう、というものらしい。(受けといてなんだがよく知らない)

 

うつ病の他にも、発達障害なんかにも効くらしい。僕の病である双極性障害には、これが効く、という立場の先生と、効かない、という立場の先生が居るようだ。

 

(後述するように、僕は効いてしまった。もっとも、僕が誤診でなく本当に双極性障害だったのなら、だが)

 

この方法は、半月前くらいにNHKでも紹介されていて、その時は「へえ、こんな治療法もあるんだ。でも、効かないと嫌だなあ」と思って、その時はスルーした。

 

だが、10月に入って、会社から「1月までに職場に復帰してくれないと、流石にもう君を雇えないよ」と言われてから、決死の覚悟でこの治療を受けることを決意した。

 

 

 

 

なぜ、決死の覚悟だったかって?

 

 

それは、ただ単にクビと隣り合わせの背水の陣を敷いてたって意味じゃない。

 

 

 

 

まず挙がるのが、TMSの費用だ。

 

実に、1回7千円。

 

最低でもだいたい20回は受けなければいけないという話だから、これだけで14万円。たまらない出費だ。

 

(ネットで探せば、1回2万円の病院から3千円程度の病院まで、ピンからキリまで出てきた。最初3千円の病院に行こうとしたが、前述したようにそこの先生は双極性障害にはTMSは効かないとして、治療をお断りされたので断念した)

 

 

 

そして、なにより僕を恐怖させたのが、TMS治療を受けた方が書いた、ブログ記事。

 

 

 

僕は2つほどしか記事を読んでいないが、たしか1人は「20回受けてまったく効果がなかった」、もう1人は「治療を受けたらひどい躁と鬱のピークの繰り返しをするようになった」と書いていた

 

 

更に追い討ちをかけるように、僕の母が「この治療、知り合いが受けたけど、その後も躁と鬱を繰り返して、最後は外に出てこれなくなるまで病状が悪化していたよ」と通院にストップをかけた。

 

 

僕は気が気ではなかった。

 

 

今になって考えたら、なぜ、TMSを受ける気になったのか分からない。

 

おそらく、「ここで無理にでも治さなければクビだ」という恐怖と、「現状の、いつ治るとも分からない状態から、脱却したい」という感情が相まって、恐怖感を上回り、僕を行動させたのだろう。

 

 

 

 

 

 

だが、結果を先に言うが、この判断は大正解に終わった。

 

 

僕は、18回目の治療を受けた次の朝から、いきなり人間が変わったような、

 

いや、こう書くと、まるで躁転したかのように思われて良くないな。

 

こう表現しよう。

 

僕はまるで、「2年前の、健康だった自分に戻ったような」、そんな状態になった。

 

 

 

治療の経緯をざっくばらんに説明しよう。

 

 

TMS治療1回目の翌日、僕は実に2ヶ月ぶりに、午前中に、しかも7:00という時間に起きることに成功した。

 

 

今まで双極性障害につき、どんなに早くても12:00に起きていたことを考えると、快挙と言ってもいい。(もちろん、それまでも、夜は25:00くらいには寝つける生活をしていた。要するに11時間睡眠がデフォルトだったのだ)

 

 

しかも、その日は、いつも(11時間睡眠にも関わらず)していた昼寝を、まったくしなかった。

 

 

 

さて、TMS1回目を受けたその後は、朝起きても我慢できずに3時間ぐらい昼寝をしてしまう時期や、そもそも12:00ほどに起きてしまう時期が繰り返された。

 

 

18回目を受けた日までは、確かに、TMSを受ける前と受けた後では、格段に体調が良好になっていると感じた(眠気・疲労・無気力感に襲われる頻度が確かに減っていた)ものの、

 

 

とても今の体調では、会社勤めなどできないだろう、ああ、治療を受けるんじゃなかったな…と思っていた。

 

 

 

 

だが、その次の日を境に、劇的な変化が、僕の体に訪れる

 

 

 

 

僕はその日、あまりにも体調が良すぎて、「は?」と思った。

 

 

 

 

体が、軽い。自由が効く。

 

 

体だけではない。

 

 

思考が、自分の意思が、

 

 

まるで、今まで80mの遠投を、丸めたティッシュを投げつけて届かせようとしていたかのように、頼りなく、風に攫われていって相手に届かなかったものが、

 

 

今日からは、まるで自分が弓の名人になって、200m先の相手にすら正確に自分の言わんとすることを伝えられるような、そんな自信にすら溢れていた。

 

 

 

僕は思う。

 

 

 

今までの僕は、なんだったのだろう。

 

 

 

双極性障害がひどくなってからというものの、僕は、どんなに親しい友人同士でも、もっと言うと家族とすら、3人以上で集まるとまったく会話に参加できなくなっていた。

 

 

とにかく、「相手と喋りたいことが思いつかない」のだ。

 

 

彼らと居る時、空白の、それでいて切迫の、倒錯の、崩落の時間が、僕を過ぎていった。

 

 

 

それが、今はどうだ

 

 

 

 

僕は、なんだったら、うざったいほどの冗談の量を、言葉に、会話に仕込み、それを相手に無理やり聞かせることができるだろう。

 

 

そうでなくても、相手の話をよく聴き、その感想と共に自分の伝えたいことを伝え、聴き手と話し手の時間のバランスを間違えることもない。

 

 

更には、いきなり自分がラジオパーソナリティーになって、「台本なしで1人で30分喋ってください」と言われたって、僕は(面白いかは別として)即興で小話を作ることができるだろう。(これは実際に実行した。できた)

 

あの、シャイを煮詰めたような、病気だった頃の僕は、何処に行ってしまったのだろう。

 

(こう言うと同じ病気の方に失礼なように聴こえるが、そうではない。個人的には、弱気なのは本当はその人個人の責任ではなく、病気が全ての原因だと感じる。だから、あなたの病気が治ることを切に願う。そして、治らなくてもそれはあなたのせいではない)

 

 

 

 

そんな訳で!今日付けで、僕は会社に復職することが決まった。来月からまた会社員。給料も、2割減だったのが元に戻る。

 

 

 

しかし今まで、会社はよく、僕みたいな奴に給料をくれていたものだ。ともすると彼らはボーナスなんかも僕にくれた。

 

これらは全て、TMSの高額費用に充てがわれた。

 

本当に、本当に、会社にはお世話になった。また、周囲の友人、家族にも、同様に世話になっただろう。

 

辛い時期にあった僕を、今までよく、見守ってくれたと思う。

 

 

 

 

終わりに

 

 

この記事は、別にTMSを人に勧めるものではない。むしろ、僕は運が良かっただけで、1つ間違えればまだ病床で唸っていたかもしれない。

 

 

また、僕は今体調が良いだけで、これからどうなるかは分からない。ともすると会社勤めの中で病がぶり返すかもしれない。

 

 

だが、今、確信を持って言えるとすれば、それは、「この病が良くなるというのは、どんなに人生を変えてしまうことだろう」というセリフだ

 

 

最初に書いたように、僕は明るくなった。

 

 

あまりの変化に、最初、家族と会社は、僕を躁だと疑った。やがて、僕のそぶりから僕を正常だと認めた。

 

 

それだけではない。

 

 

学生の頃、あれだけ理解出来なかった学問の内容が、4日かそこら、2時間ずつ専門書を読んだだけで理解することができた。

 

 

 

病気の先生曰く、「TMSを受けて頭が良くなる、という事例もある」らしい。(これは前述した「発達障害にも効く」という事項なのかもしれない)

 

 

 

 

この病は、本当に苦しい。

 

 

疲労感・眠気に襲われるのもさることながら、自分の人格が歪められ、自分のしたい主張も届かず、耳を傾けたい相手の言葉も受け取れず、自分の能力・個性をまったく発揮出来なくなることは、想像を絶する苦役だった。

 

 

 

もし

 

 

もし、この、TMSという治療法が、

 

 

万人に効き、安価に受けられるようになるなら、

 

 

そんな日が来たら、どんなに良いか。

 

 

僕は医療工学に詳しくない。従って、無責任に祈ることしかできない。

 

 

 

だが

 

 

 

この記事を読んだ、僕と同じ立場の人が、自分の病状も、良くなるかもしれないと、希望を持ってくれたら、

 

 

 

純粋に、僕は嬉しいと思う

 

 

 

果てしない無責任の上、僕は願う

 

 

 

僕たちの能力が、個性が、如何なるものにも邪魔されずに、発揮される日を。

平衡感覚が無いまま茶菓子屋に入った

一時期絶対的な猛威を振るい、1日の活動時間をわずか5時間程度にまで狭めたうつ病も、14万という高額医療費と引き換えになんとかその勢力を畳んでくれた。

 

しかし、それは即ち、1日8時間フルタイムの労働が可能になったと言うわけでは決してなく、鬱の代表的症状である睡眠時間の過多と慢性的な疲労感は、未だ平日の日が高いうちから現れては、僕の復職を阻んでいた。

 

と、まあ、表現技法盛り盛りでうざったく書いてみたが、要するに鬱はまだ治ってませんというだけの話なのだが。

 

もう表れた症状を逐一書いていくのもめんどいので、代表的なものを挙げると、平衡感覚がおかしくなっているので困っている。

 

特に階段が辛い。一段一段降りる度に、足を滑らせて落っこちやしないかとヒヤヒヤする。

 

平衡感覚というか、より厳密に言うと、奥行きの感覚が掴めなくなっている。3次元がy方向にぶれぶれになるのだ。こわい。こまる。

 

 

 

で、そんな中で外をほっつき歩くもんだから、危ないったらありゃしない。だけど、仕方ないんだ。この病気には散歩が効くと言われてるんだ。外に出なきゃいいとか言わないでくれ。

 

今日の散歩は、デカいビルが立ち並んだ道沿いにひたすら歩いて行くコースだった。

 

デカいビルのひとつひとつは、見目も綺麗に作られており、それらが立ち並んだ姿は確かに気持ちを幾ばくか高揚させるのだが、それも長く(1時間半くらい?)歩いていると飽きる。足が辛い。

 

 

 

と言うわけで、僕は疲れた足を休ませるべく、一軒の喫茶店?に寄った。

 

 

いや、ここを喫茶店と言うべきか。内装は何だか異様な程に和風で、飲み物も、コーヒーの代わりに緑茶なんかを出している。

 

そのくせ、緑茶とのセット価格でアイスクリームなんかを出しているもんだから、僕は益々、ここがどんな店なのか混乱してしまう。

 

僕はとりあえず、その甘味と緑地のセットを女主人?にたのむ。

 

と、外からひょっこりと菓子職人のおじいさんがやって来て、まるで能の面のような顔でニタニタ笑いながら、何か細かな作業を始めるのであった。

 

僕はたかだかアイスクリームを出すのに、そんな作業量が要るのかと、ちょっと訝しんでしまう。

 

 

 

 

ややあって、アイスクリームは出てきた。それも、2種類も。季節のフルーツの盛り合わせと共に。

 

 

僕は狼狽する。

 

今僕の目の前にあるそれは、明らかにサービス過剰とも言える盛り・彩りであり、したがって僕は甘味とお茶セットの値段を間違えたのかと勘違いしてしまったのだ。

 

ややあって、先ずは胡麻ペーストのアイスクリームを口に運ぶ。

 

 

 

 

しぬほどうまい

 

 

 

 

 

うまーーーい!

 

 

 

もうその時のことを思い出すだけで、僕のIQは2ぐらいになってしまう。

 

 

とにかく美味い。美味い。

 

 

やったあ!って感じ。

 

 

続けてジンジャーペーストのアイスクリームを食べる。

 

 

 

 

 

うまーーーい!!!!!

 

 

 

フルーツの盛り合わせを食べる

 

 

 

うままい!!うまーーーい!

 

 

いや、僕はなにも、味についてレビューするのが面倒になったわけじゃないんだ。

 

ただもう、このアイスクリーム達を、美味いとしか形容できないんだ。

 

 

まるで夢を見ていたかのようだった。

 

 

いや、ひょっとすると、自分は薬でトリップしてただけで、本当に夢を見ていたかのではないのだろうか。

 

 

お店の女主人?と菓子職人のおじいさんに、しこたま「美味しかったです!」と言ってから、店を後にした。

 

 

 

僕はもうこの上なく幸せになってしまい、「食事、睡眠、アリナミン♪」と、アリナミンのCMソングを小さく歌い始めてしまった。

 

周りをよく見ていなかったから、その状態で道の段差に足引っ掛けて、コケそうになった。

 

 

 

以上!