日記

日記 2019 5/21

日記 鬱って奴は唐突に、無遠慮に、俺の住処の門戸を叩いた。「よう、兄弟。調子はどうだ」ニヤニヤしながら奴は言った。ふざけるな、俺はお前なんかと兄弟になった覚えは無い。そう言いたかったが、既に時は遅く、俺の体はふらふらと地に崩れ落ち、それから…

日記 2019 8/9

日記 思いつきで出かけた等々力渓谷公園は、確かに見晴らしが良く、中を流れる川のせせらぎ、あちこちに這い回る蜘蛛の巣のアートの彩りが相まって、夏の暑い時期に行くには持って来いだった。しかし、いかんせん公園としての規模が小さく、10分もしないで端…